
“WIP” 建設業の「仕掛り」
2026.08.25 posted
久しぶりの投稿です。今回は、建設業を取り巻く現況について少し書きたいと思います。
今回のテーマは、
“Work In Progress”「進行中の仕事」=「仕掛り」
について。
建設業、その中でも特に中小企業の2025〜2026年度の決算は、相当厳しいのではないのでしょうか?
LED照明やナフサ問題による部材の供給不足、さらにダメージを受ける資材高騰と人材不足。
これらによって何が起きるのか?
それは、工程の遅れが起き、竣工できないという現象が起こります。人材不足は優秀な外注の人材でカバーできます。
しかし、資材の価格高騰と供給が追いつかないことに関しては、
先ず、時間が経つほど資材価格は値上がりしています。これは、契約した時と工事完了した時の工期の長さがあるほど利益が潰されることを意味します。
そして、一部の資材が入ってこないと工事が完了せず、請求を上げられなくなり、キャッシュフローが悪化します。これは、仕掛りが増えるとキャッシュが手元に一時的に不足してしまうことを意味します。
この悪循環がまさに今、建設業を襲っていると思われます。
だから、恐らく「2026年の倒産件数はリーマン・ショックを越えていく」と予測しています。
対策として、何があるのでしょうか?
株式・土地などの投資でしょうか?事業の多角化でしょうか?
弊社の今期7月末の決算で見えることは、やはり「現金の所有率」になると思います。
弊社も今期は仕掛かりが最も多い決算となりました。
もし、前期に株式投資など「将来の期待値」に多額の現金を預けていたらと考えると、経営に余裕がなくなってしまったのではないかと振り返ります。
もちろん、投資を否定するわけではありません。決算が現在という時間軸であるのに対して、投資が未来という時間軸であるので、僕らのような中小企業の経営者は『2軸でお金を振り分ける必要がある』ということです。
今期、予告通り『前期の売上x1.5』を実行した弊社ですが…、「あれれれれ?」。
そう、上記のWIP比率が大きくトラップにハマってしまった。。。
でもね、M&A、コンサル、営業代行とか一切要らないので、意味のない営業は控えてください。
想定内、且つ、戦略的に動いているので。
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